カルロス・ゴーン氏と堀江氏の会談

こんにちはHIDEです。

先日、堀江氏がYOUTUBEで会談の模様をUPしました。

会談映像の意味するもの

内容的に真新しいものはありませんでしたが、メジャーメディア以外でゴーン氏の映像が配信されたことは新鮮でした。堀江氏からはゴーン氏との1月中に会食の予定が「国外逃亡」でできなくなったとの情報が発信されていましたから、その”約束”を改めて履行したのかもしれません。

事の真偽はともかくとして、昭和の時代であれば、ゴーン氏は国外逃亡した犯罪者として一方的にマスコミが報道(叩いて)して、”1件落着”となっていたものが、令和の現在では個人でも反論することができるようになったことを実感させる映像でした。(あれほど、ゴーン氏のコメントを欲しがった日本のマスコミは何処もこの会談について取り上げていないようですが。)

既存メディアと、インターネット

当初、インターネットの情報は既存のメディアと比較して、「信用できない」と、世間的に著しく低い評価でした。しかし現在では、既存メディアでも”杜撰な取材手法”や、”でっち上げ””捏造”に近い内容、”世論誘導”や”自社にとって都合の悪いことは報道しない”等、程度の差こそあれ、本質的にはインターネットの情報と変わらないことが次第に明らかになってきました。

つまり、インターネットの情報、既存のメディアの情報、どちらかが、「信用できる」というわけではなく、どのメディアも等しく、無条件では「信用できない」ことが一般的に明らかになりました。

そのことにより、複数の情報源から情報を取得し、一次情報との距離、過去の実績等にも考慮しながら、情報を吟味するという、ごく当たり前の「お作法」が、一般化されつつあります。

既存メディアの新聞やTVが情報の世界の「神」(真理)から引きずり降ろされて、「人間」(One of them)になったことを、いまだに理解できない一部の人もいますが、広告費や各種コンテンツのシフトを見るまでもなく、最早、「神」にもどることはできません。

一方通行の電波放送や新聞というインフラは早晩、淘汰され、それらの文化やノウハウはコンテンツとして新しい情報ネットワークの中で変容しながらも生き残っていくでしょう。

その大きな変革は今まさに起こりつつあります。その只中にいると思うと、少しワクワクしませんか。