いままで数か月以上放置した「逮捕状」を
いまさらなぜ!?
今夜の会見のネタ提供以外の効力はなさそうですが。。。自国民保護は「フジモリ氏」の例を出すまでもなく
主権国家の「義務」です。非難するにはあたりません。#カルロス・ゴーンhttps://t.co/pHQjpEQKNH— eijin-sola (@EijinSola) January 8, 2020
こんにちは、HIDEです。いやー、カルロス・ゴーン氏の会見、楽しみですね。
にしても、年末はびっくりしました。まさか、国外逃亡するとは思いませんでした。甚だ無責任な個人的感想ですが、かなり「痛快」でした。昔見た映画の「Midnight Express」を思い出しました。日本の「人質司法」の問題はかねてより国際的に相当非難されており、諸外国から見ればまさに「脱出劇」に見えたことでしょう。
この問題が特異なところは、当事者である、日本国民があまり問題を感じていないことです。もちろん「刑事被告人」になる機会がほとんどないこともありますが、日本人特有の「お上意識」が大きく影響していると思います。
封建時代より綿々と受け継がれてきた文化であり、「お上」にまかせてしまうことで、自身で「考える」ことを放棄してきた国民性です。「お上」のやることだから、「まちがいない」「仕方がない」ですべてある種の「納得」を得てしまうので、それ以上深く問題意識を持つこともないわけです。
また、現在の「お上」には政府以外に「マスコミ」も一部含まれます。ニュース、ワイドショーでは逮捕された時点ですでに「推定有罪」としての扱いであり、「犯罪者」が長期拘留されるのは仕方がないと考えられてしまうのです。
もちろん、違法に出国したゴーン氏の行動は、法律に基づいて処罰が検討されるべき事案ですが、これまでの検察、裁判所の対応については、本日の「逮捕状」も含めて合理的に説明できないことが多々あります。
もし自分がどこかの外国で、よくわからないまま拘束されて、自分の国では考えられない司法手続きで長期刑が確定されようとしているとき、「脱出」を考えませんか?