“本屋さん”は街のインターネットでした

 

こんにちは、HIDEです。

子供のころ街の本屋さんは私にとって「図書館」でした。本物の図書館の”少し古びた本”や、”去年の雑誌”が苦手だった私は、街に行きつけの本屋さんが何軒かあって、インクのにおいも香しい最新刊の雑誌から文庫本まで長い時は半日くらいかけて連日「立ち読み」していました。(;^_^A

今から考えると、アナログ版”web browsing”だったような気がします。「本屋さん」に行くとありとあらゆる情報がそろっていて、何か新しいモノに出会えるとワクワクしていました。いまでも本屋さんは大好きなので、この記事は悲しいですが既に同様のことはほかの業態でも進行しています。

売り場としての「ブランド性」など、色々な付随要素はありますが、「いろいろな商品を一か所で購入できる」=品揃え、が本質的な価値であったデパート、百貨店は急速にその存在意義を失いつつあり、それは家電量販店等の大型実店舗型の業態にも波及しつつあります。それらは購入に際しての利便性とともに圧倒的な流通コストの格差なので、今後、逆転することはありません。物販の分野ではWebの「コスト」と「利便性」をしのぐ価値を提供できない業態はいずれWeb系の業態に変革されます。

今年は5G元年です。ネットワークの普及に伴い「個人」がその独自性を商業化することで成功するケースが指数関数的に増えていくことでしょう。「デパート」や「書店」が衰退していくことは50代のオヤジには少し寂しいところもありますが、面白い時代になりそうですね。

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