こんにちは、HIDEです。
浪人時代、代々木の予備校から歩いて訪れたのは、いまから30年以上昔の話です。初めて見たその姿は、英国の絵本に出てくるような、牧歌的な雰囲気があって、”可愛い”駅舎だなと思ったのをぼんやりと思い出します。(まだ、自動改札でもなかったような・・・。)
当時は「竹の子族」が歩行者天国で全盛でしたし、竹下通りには「タレントショップ」が林立していました。そして何より、川久保玲氏の革新的なデザインによる、モノトーンルック及び、そのコピーブランドを纏った刈り上げhairの皆さんが、原宿から青山一帯を席巻していました。80年代後半の出来事です。
私にとっては、東京でも一番好きなエリアである、原宿・表参道のシンボルの一つであり、あの特徴的な尖塔を戴いた駅舎が見られなくなるのは、寂しい限りではありますが、東京が「未来」に生きる街である以上、必要なプロセスであることは、間違いないわけで、今までの感謝をこめて名残を惜しんできました。
2020年3月20日JR原宿駅(旧駅舎)最終日の風景です。1分30秒程度の短編動画です。