ゲームは1日60分

おはようございます。HIDEです。

香川県議会で全国初の条例として「ゲームは1日60分」などと家庭内で守るべき「基準」を条例で規定することを目指しているとのニュースを受けてのツイートでした。

この条例も、昭和の時代なら、地方紙の一記事、せいぜい夕方のニュースでローカルトピックとして取り上げられる程度、運が悪くてもどこかの週刊誌の小ネタになる程度で世間的に取り上げられることもありませんでした。

都市部とは異なる時間軸が流れる、一地域(もしくは一個人)のヒステリックに高まった意向を受けて発議されるのが、この手の議案です。どこかの学校の校則と同様に、ごく限定された人々に、ある種の”達成感”を与えただけで、「白ポスト」と同様に田舎の自虐ネタになる程度のものでした。

ところが、時代は「令和」。SNSの普及とともに、都市部と地方の時間軸の差が、急速に縮まりつつあります。SNSと無縁の「声の大きい方々」や旧来型の「地方議会の名士」の方々をのぞいて・・・。

この間抜けな条例はSNSによって白日の下にさらされ、昭和なら黙って従うしかなった地元の高校生からも声があがります。大手メディアのニュースと異なり、SNSは双方向性があるため、「賛同」が形になります。「バカバカしい」ことを「バカバカしい」と平和的、効率的に主張し全国から賛同を得られるようになったわけです。

そもそも、検討している議員の方々はWebについて、どの程度の知見があるのでしょうか。ここからは勝手な想像ですが、ガラケー終了で、仕方なくスマホを持っていてもキャリアメールと電話だけ、SNSはもちろん活用していますが、スタッフがやっています的な方々が大部分ではないでしょうか。

そんな方々が、どうやって、Web環境について議論をするのでしょう。せいぜいが、おじ様御用達の週刊誌や批判こそ正義の紙媒体の二次、三次情報を切り貼りするのが精一杯でしょう。(検討委員会 委員長の大山一郎県議のWebサイト

もちろん、ゲーム依存への対策は必要ですが、それは条例で「ゲームは1日60分まで」と決めることでないことは、議論以前の問題です。

SNSの功罪は色々ありますが、誰でも等しく「それ、おかしくないですか?」と平和的に効率的に主張できるようになったことは間違いなく素晴らしいことです。

 

 

どうせ終わっていくメディアだから・・・。

こんにちは、HIDEです。

”終わりの始まり”と言われて久しい地上波ですが、昨日、「異種族レヴュアーズ」が放送打ち切りとの発表がありました。 “どうせ終わっていくメディアだから・・・。” の続きを読む

#マスク売り切れ 実需ではなく、”小銭稼ぎ”のネタとして

こんにちはHIDEです。

新型肺炎の感染拡大の影響が色々なところに出ていますが。私の周りではマスク売り切れの影響がかなり出てきました。マスクは今回の新型肺炎の感染予防の必需品であることはもちろん、ぜんそくを患っておられる方や、その他の疾患で日常的に必要とされている方も大勢おられる、製品です。 “#マスク売り切れ 実需ではなく、”小銭稼ぎ”のネタとして” の続きを読む

大手メディアはなぜ一方的なのか

こんばんはHIDEです。

大手メディアの報道はなぜ、一方的なのか? 答えは、”視聴者が安心して叩ける「悪者」を求めている”からです。下記二つの例を挙げて説明します。

※Twitter中の4車線は2車線の誤りです。 “大手メディアはなぜ一方的なのか” の続きを読む

“本屋さん”は街のインターネットでした

 

こんにちは、HIDEです。

子供のころ街の本屋さんは私にとって「図書館」でした。本物の図書館の”少し古びた本”や、”去年の雑誌”が苦手だった私は、街に行きつけの本屋さんが何軒かあって、インクのにおいも香しい最新刊の雑誌から文庫本まで長い時は半日くらいかけて連日「立ち読み」していました。(;^_^A

今から考えると、アナログ版”web browsing”だったような気がします。「本屋さん」に行くとありとあらゆる情報がそろっていて、何か新しいモノに出会えるとワクワクしていました。いまでも本屋さんは大好きなので、この記事は悲しいですが既に同様のことはほかの業態でも進行しています。 ““本屋さん”は街のインターネットでした” の続きを読む

カルロス・ゴーン氏 会見後

おはようございます。HIDEです。

昨晩の、ゴーン氏の会見はご覧になりましたか?私は一応、最初から最後まで眺めてはいたんですが・・・。

・あたりまえですが、日本語でない。

・さらに一部は、英語ですらない(多分フランス語と何か他の言葉)

以上の理由により、半分くらいしかわかりませんでした。(;^_^A

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カルロス・ゴーン氏 会見待ち

こんにちは、HIDEです。いやー、カルロス・ゴーン氏の会見、楽しみですね。

にしても、年末はびっくりしました。まさか、国外逃亡するとは思いませんでした。甚だ無責任な個人的感想ですが、かなり「痛快」でした。昔見た映画の「Midnight Express」を思い出しました。日本の「人質司法」の問題はかねてより国際的に相当非難されており、諸外国から見ればまさに「脱出劇」に見えたことでしょう。

この問題が特異なところは、当事者である、日本国民があまり問題を感じていないことです。もちろん「刑事被告人」になる機会がほとんどないこともありますが、日本人特有の「お上意識」が大きく影響していると思います。

封建時代より綿々と受け継がれてきた文化であり、「お上」にまかせてしまうことで、自身で「考える」ことを放棄してきた国民性です。「お上」のやることだから、「まちがいない」「仕方がない」ですべてある種の「納得」を得てしまうので、それ以上深く問題意識を持つこともないわけです。

また、現在の「お上」には政府以外に「マスコミ」も一部含まれます。ニュース、ワイドショーでは逮捕された時点ですでに「推定有罪」としての扱いであり、「犯罪者」が長期拘留されるのは仕方がないと考えられてしまうのです。

もちろん、違法に出国したゴーン氏の行動は、法律に基づいて処罰が検討されるべき事案ですが、これまでの検察、裁判所の対応については、本日の「逮捕状」も含めて合理的に説明できないことが多々あります。

もし自分がどこかの外国で、よくわからないまま拘束されて、自分の国では考えられない司法手続きで長期刑が確定されようとしているとき、「脱出」を考えませんか?